起業

2020年、起業に惹かれた高校生はどんな1日を送っているのか

こんにちは、「高校生Webデザイナー」と格好つけたくてたまらない村木瞬です。

最近になってようやく学校の1学期が終わって夏休みになりました。

そのせいかすごく機嫌のいい日が続いています。

そんな中でブログで何を書こうかといろいろ考えたのですが、「夏休み中の高校生の過ごし方(ルーティーン)」みたいなものを写真付きでまとめてみたら面白いんじゃないかと思ったので、今回は起業だったりWebデザインに取り組んでいる高校生が、学校の課題を含めてどんなことを考えながら、何をして過ごしているのかについて書いていこうと思います!

7:00 起床

僕はとにかく前の日にどんなに寝るのが遅くなっても次の日には朝の7時に起きるようにしています。

はっきり言って死ぬほど辛いです。しかもこれ生活リズムをリセットしているようで単純に睡眠不足を減らしているだけなんじゃないかっていう疑いまで持ってます。

ただ、朝早くに起きれないと「時間を損した」と捉えてしまいがちな僕は、起きるタイミングくらいでその日の調子を悪くしちゃいけないなということで無理やり自分を叩き起こしてます。

朝起きると真っ先にインスタントコーヒーを入れます。

これも特に意味はないです。コーヒーを飲むとカフェインで目が覚めるとかそういう知識もないのですが、とりあえず「朝にコーヒーを入れて飲む」という一連の流れを繰り返すことに意味を見出してますね。

それから勉強が嫌いな僕はすぐに机に向かってはパソコンをカシャカシャいじり始めるのかと思いきや、ここでまず勉強をします。

なんという優等生でしょう。

最近学校で「勉強を頑張ろう」というポジティブな雰囲気が生まれてきて、その大衆心理によって僕もなんとなく勉強をするようになりました。

この辺りは本当にありがたいことで、どんな環境に身を置くのかってすごい大事だなと課外活動をし始めてから初めて気が付きました。

「みんながやってるから俺もやる」に流されてそれが正しい方向に向かうのだからすごいことですよね。

8:30 作業開始

さて、1時間半ほど勉強をしたら次はようやくパソコンを開きます。

ここからお昼ご飯まで作業をするのですが、具体的に何をする時間かというと「インプット」です。

主にWebデザインになりますが、どんなデザインがあって2020年はどんなトレンドがあって、それらをどう実装するのかを調べて自分でも取り入れたい物があれば実際にコードに書いてみて動きを確かめてみるとか、そういったインプットと少しのアウトプットを繰り返す時間をここに充てています。

ただ最近は「Spill」という新しい事業(事業というか作品)をスタートしたので、そのホームページづくりだったりコンテンツのリストアップとか、どうやってそのサービス(だからサービスとか事業じゃなくて作品)を広げていくかなどを考える時間にも充てていて、ホームページづくりなんかはコードを書いていく中で自然とインプットとアウトプットが行われるのですごく効率が良かったりするんじゃないかと。

13時 作業再開

お昼ご飯を食べたら、またデスクに戻ってくるのですが、ここから18時まではまた別のことに取り組みます。

というのは今超小規模で進めている事業(SOSOとSpill)のタスクがメインになります。

SOSOは「価格自由のWeb制作。」のコンセプトのもと、友達だったり年齢が近い人がスタートしたサービスのWebサイトをつくったりしています。

https://soso.gift

Spillは本当に最近スタートしたアクションで、これも長期的に進めていくものなのですが、内容としては「Webデザインを勉強している高校生がいろんな観光地を訪れて写真を撮り、その様子だったり撮影したものを1枚のWebページにまとめる」というものです。

詳細についてはまた別の投稿で書こうと思っているのですが、これからも主にSOSOとSpillの二本立てを進める午後の時間になる気がします。

19時 勉強と作業

夜ご飯を食べ終えたら、その勢いで勉強を終わらせます。

ここでひと段落したら次は「その日の特別なタスク」に取り掛かる時間です。

忘れてたタスクを早く終わらせなきゃいけない、だったり本来午後の間にやりたかったことが予定で後ろに押してしまったとかそういったケースを考慮して、21時のお風呂に入るタイミングまでは何かしら気持ちが落ち着くような過ごし方をしてます。

何にもない日は本を読んだり考え事をしたりしています。

22時 ブログの執筆

少し時間が空きました。

21時にお風呂に入ってから、バスタオルを肩に欠けたままその日の疲れを抜きます。YouTubeを見たりだたらしたり、インスタグラムのストーリーを上げたりとかもこのタイミングが一番多い気がする。

(そういえばこの前NewsPicksでピックされてたSNSに関する記事のコメントで「若者はいつの時代も暇で、暇潰しの手段がコロコロ変わってるだけ」みたいな投稿がされててドキッとした)

そして22時になるとそれからようやくブログのネタを考えたり元々考えていたことを書き出す作業を始めます。

正直ブログは長期的に見てやっと結果が出るかどうかの分類だと思ってて、だから短期的に見て「今やらなきゃいけないこと」よりは当然優先順位が低くなります。

ただ、何もしない時間を減らそうと「今」をよくするために無理やり何か大変なことに取り組み始ちゃったりするとそれこそ自己満足で終わってしまうのでそれは避けるべきで、そうなるとブログを書く時間に充てた方が効率的だよねという考えのもと、原稿を日々溜めたり投稿したりしている感じです。

24時 就寝

ここでようやくベットに向かって明日の7時アラームを待つことになります。

そんな感じです。
ちなみに朝の7時に起きれなかった日はもうやる気が出ずにNetflixの世界に逃げます。

高校生起業はアイディアだけでスタートラインには立てるけど、そこから走れないどころかフライングすらさせてもらえない(僕の場合)

高校2年生の夏にもなってろくに青春を謳歌できていない村木瞬です。

今日は「高校生起業はアイディアだけでスタートラインには立てるけど、そこから走れないどころかフライングすらさせてもらえない」という経験談を、特に何かを成し遂げたわけでもない僕がつらつらと語っていこうと思います。

僕は結構形から入るで昔から有名で、それこそ参考書は一番分厚いものを選ぶし、パソコンも別に何がいいか知らないけどMacBook一択だと本気で思ってます。

そんな僕は、起業という選択肢を知ってからというもの、「ビジネス書」にどハマりしたんです。

もう面白くてしょうがなくって。

それで堅苦しいものから有名企業の設立ストーリーだったり起業家の自叙伝から、いろんな本に目を通してきて「起業はアイディアだけでうまくいくものなのか」みたいな議論が結構ホットだなと思ったんです。

僕は「SOSO(https://soso.gift)」という「Webスキルのアウトプットの場を提供すると同時に、Webサイトを無料で提供するサービス」をあるとき思いついて、それをありとあらゆるビジネスコンテストに応募をしまくったことがあって。

その結果いろんな同世代の人から歳の離れた人まで繋がって、イベントだったりFacebookだったりたくさん巻き込んでもらえる機会が増えて、自分の中で「うわ、めっちゃ世界広がってる」みたいな感覚がありました。

https://soso.gift

そして、僕にはアイディアをアウトプットするようになる前に1つ仮説があったんです。

「起業界隈の人たちと関わるようになったら、それはエレベーターに乗ったも同然、あとは身を任せて続ければ上の方に上がっていくんだろう」

という。笑

まぁ楽観的で無知な高校生の象徴ですよね。

実際のところ、もうびっくりするくらい進まなかったんです。

一番わかりやすいのは「集客」でした。でしたっていうか今もまさに苦しんでいるところですが。

「アプリを作ればなんかよく分からないけどきっと面白がられてユーザーが増える」

「いいものを作れば、必ず使う人が増えていく」

僕はそればっかり思ってたのですが、もう現実は全然違った!

考えてみれば当たり前なんです。

僕となんの関わりもない人が、よく分かりもしない高校生のサービスなんて知ることもなければ使うことなんてあり得ないんです。

めっちゃメンタルやられましたね。

もう何にもうまくいかない。

すごく長い時間をかけて作ったものが、誰の役にも立たずにボツになっちゃうあの感じはもうたまらなく辛い。

そして、僕は学びました。

高校生なりに考えて「スタートラインに立ってから一番大事なこと」を2つ覚えたのでシェアハピしようと思います。

1つ目は「すでに繋がっている人を大切にすること」。

これが一番大切だと思います。

自分のことをよく知ってくれていたり、お互いに信頼しあっていたり、面倒を見てくれる歳の離れた人との関係を深めること。

広告とは対極なアクションだけど、でもお互いに刺激し合えるような人と高め合っていくのが実は一番大事だったりすると思う。

学生なんて特に、同い年の「友達」っていう存在の価値はもう計り知れないじゃないですか。

お金とか損得関係なしに時間だったり労力を割き合える、そういう関係に一番時間をかけるべきだったりするんじゃないかと最近思ってます。

そして2つ目は「実力をつけること」です。

僕はこのブログのタイトルにもあるように、一人前のWebデザイナーになるために日々インプットとアウトプットを繰り返している真っ最中なのですが、その理由は「ただでさえ信用のない高校生なのに、実力とか実績すらなかったら、いよいよ俺が何かを頼まれる理由が見つからないぞ」と気付いたからです。

マーケティングだったりプレゼンのテクニックだったりビジネスモデルだったり、この起業っていう道はいろんな工夫できる点で溢れていて、それらを改善していくことももちろん大切なことなんだと思います。

ただ一回冷静になってみると、ろくに結果が出せるWebサイトだったりデザイン性に優れたページも作れない高校生が、いくらマーケティングとかプレゼンの声の強弱に気を配って話したところで何にもならないんですよね。

なので最近は、そういう表面的な部分を捏ねくり回してあーだこーだ言ってないで、いいから結果出せよってことを日々自分に言い聞かせるようにしています。

話をまとめると、アイディアだけでもいろんな人と繋がれるけど進む方向を誤ってはいけなくって、僕の場合は「今繋がっている仲間との関係を深めながら、その人たちのWebサイトをつくって役に立つこと」が一番の最善手だということです。

これからも考え方が変わっていくと思いますが、ひとまず自分の中で整理がついた気がしたのでログを残すという意味で書きました。

何もやり遂げてないけど、経験談として価値があったら嬉しいです。

最後まで読んでくださってありがとうございますっ!

高校生が起業に惹かれてから驚いたこと

どうも、村木瞬です。

今日は「高校生が起業に惹かれてから驚いたこと」について書いていこうと思います。

僕は今高校2年生で、都内の進学校に通っています。

「都内の進学校に通っています」と言うと出だしからマウントを取ってくる、感じの悪い奴だと思われそうですが、自分からこう言っているのには意味があります。

この伏線はあとで回収することにして、早速本題に入りますね。

「起業ってなんかかっけぇな」と思ってから自分でも超小規模で事業を進めたりする中で、社会で活躍している歳の離れた人たちと出逢って、その人たちに話を聞いたりいろんなことを教えてもらう中で「あれ?これ当たり前だと思ってたけどむしろ自分が非常識だったのかもしれない」といった気付きがあったのでまとめます。

それは「『起業してる自分がなんか周りの人と違ってイケてる』とか思ってたけど、実はとんでもなく大きな下駄を履かせてもらっていた」ってことです。

小学校の時に「中学受験という選択肢があるぞ」と、僕はよく分からないまま小学4年生の頃から「塾」に通わせてもらっていました。

もちろん僕の頑張りもあったと思う反面、そもそも私立の中高一貫校が目標になるくらいの学力にしてもらうことだったり金銭的な余裕があったから今の自分があるわけで、当時から中学受験の先に何があるかなんてちっとも考えていなかった僕が今、こうして「起業」みたいな選択肢を持つことができているのは結局のところ家庭に恵まれていたからですよね。

僕の学校は「東大行くぞー!」みたいな人たちが大勢いる進学校で、当然彼らは中学生の段階から大学受験のために塾に行ったり学校の勉強を頑張ってます。

僕も個別指導の塾に通わせてもらっていて、まぁ自分に何を言いたいかといえば「家庭に恵まれたが故に持った夢を実現させるためにまたお金が必要になって、そのお金も当然のように払ってもらえて、兎にも角にも君はお金がかかる子だね」ってことです。

挙句の果てには起業なんて選択肢まで見つけて、次は大学受験もそっちのけで自分の事業について頭を悩ませている。

起業なんてよっぽどいい教育を受けて「このまま行けば入れるだろう」と思える大学の水準が高くなきゃ持てない選択肢だと思うし、その道を進む中で「高校生なのにすごいね」と褒められながら何も成し遂げていない自分を変えたいとか思ってる。

なんと贅沢な悩みを抱えているんだろうって最近になって気付きました。