男子校生が考える「やったら女子が喜ぶこと」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

男なら基本的には女の子に好かれたい生き物だ。 「好き」「嫌い」の前に「知っている」状態をつくることが一番最初のステップで、それを飛ばしていきなり「好かれるように」「嫌われないように」行動してしまうケースが案外男子高校生には多いように思う。だから相手に引かれてしまうし行き場をなくすし、そもそもお互いをそこまで知らない段階から変に嫌われないかな、なんて心配していたら「キモ」と思われそうだ。 本来まずは僕も同様「自分を知ってもらう」という一番最初のステップを男子校の男子は特に学ばなければならないわけだが、よくよく考えてみれば新たな出会いの場所なんて数えるくらいしかないのだから、ここは「ある程度お互いのことを知り合っている」という状況下でのアクションを考えよう。

 男子は、一体何をすれば女子に喜んでもらえるのか。 これが永遠のテーマだと思う。 喜ばれると思ってやったことだったりいろんなことを考えた結果何もしなかったりすると、あとから自分の認識が甘かったことに気付き、胸が苦しくなった経験は誰しも一度は経験したことがあるだろう。

「奢る・とにかく褒めちぎる」「愚痴を聞いてあげる」「道路で車道側にさりげなく位置取る」「最初は嫌なことも、もう一度押された際に少し嬉しそうな顔で引き受ける」「放課後に体育館に連れ出してそのまま夜道を歩く」「会話の中で自分の話と相手の話の割合は2:8くらいにする」「不安にさせたり心配にさせたりしない」「DQNに絡まれたときには意識が飛んで気付いたときにはDQN達が血塗れで倒れていて、その上容姿がキリトに似ていれば落ちそう」「めっちゃハグする」「ご飯の場所を決める」「当たり前のことを当たり前のようにする」「自信を持ってそれに対して突き進む」

一番僕らがやりがちなのは「道路で車道をさりげなく位置取る」だろう。ポイントは「さりげなく位置取る」というところだ。 「僕ジェントルマンだから平気でこういうことできちゃうんだよねアピール」をしたいわけだが、僕自身これは意識して行動に移せることが多い。というか異性といる時は車道側しか歩かないまである。

不器用だから最初から「歩く時は車道側を進みましょう」という決まりを自分の中で作っちゃうっていう。でも全員にとってプラスなことだからこれは結構正しい部類に入るはず。

「会話の中で自分の話と相手の話の割合は2:8くらいにする」というのは結構共感できます。共感というか「俺もそうすべきだと勝手に思ってた」というか。 でも最近になってこの本の執筆も兼ねて調べていると「どうやら女子もずっと自分のことばっかりだと疲れるから半分くらい自分の話を混ぜ込むといい」ということが各所で書かれているのを見つけた。 確かに言われてみればそうかもしれない。までも女子じゃないし身の回りに女子いないし、そんなの分かんねぇよというのが結論にはなってしまうが、僕個人はしっかり自分語りもするようにしてるかも。ただ自分のこと喋るのが生きがいみたいなところがあるから話し過ぎないように注意しないとですね。

「ご飯の場所を決める」というのはどうなんだろう。昔「女子はどこに行くかを2人で決める時間が好き」とテレビ番組で聞いたことがあるから僕は最初から「ここしかない!」みたいなことは言わないのと、あとそもそもおいしいごはん屋さんを知らないっていうのもありますね。

学校がかなり都会にあるから自動的に生活範囲がその付近になるわけで、だから自然に考えると都内のお気に入りのレストランとかがいくつか頭に組み込まれているべきなのだが、正直男子校だからかマックとスタバがどこにあるかくらいのことしか分からない。 男子だけで土曜日の放課後にお昼ご飯を食べに行くときもラーメンがほとんどで、いわゆる「映える」「JKがいそう」みたいな空間を訪れる機会がまぁないのが実際のところ。だから時々学校の友達以外と渋谷まわりでご飯を食べようとなると焦りを覚えるし「ここが絶対いいよ」と胸を張って言えるだけの経験がないから男子校の人間は「これ!」という決断をするのが苦手なイメージがある。

 「不安にさせたり心配にさせたりしない」というのも超大事だって思い込んでるけど、でもなんかいつまで経ってもどこまで行っても何の不安要素も心配もできないと、次は「ドキドキしない」とか「彼氏ってより友達として関わっていたい」となってしまうようにも思う。 事実僕は気配りとか配慮を無意識のうちにできてしまうから、友達として関わってくれる人が多いと思う。恋愛に発展させようとしたら何かしらの緊張と緩和をつくる必要があるんですかね。まったく分からないですけど。

そもそも「恋愛経験に疎い男子校の高校生」を中心においた本をその当事者が書くこと自体が間違ってたのかもしれない。もっと「年下・同級生・年上すべてを網羅してます」みたいなプレイボーイの恋愛マスターに語らせた方が絶対面白くなってた。

大失敗。

でもこういう同級生からの恋愛に関する質問に対してもしっかり正直に答えちゃう可愛さを持っていることも男子校の彼らの魅力の1つだと思う。

この本を世に出すにあたり、これらの心得が正しいか間違っているのかは正直そこまで重要ではない。 大切なのは「やっぱり男子校の彼らも彼らでしっかり異性のことを考えている」ということだ。 彼らの頭は、「女子」と検索しても何もヒットしないような真っ白でまっさらな状態では決してなく、また発想だったり価値観が特段ぶっ飛んでいるわけでもないのだ。 現実に出会いの場所があってもなくても、未来にはきっとあるんだと信じて日々一人の高校生としていろんなことを彼らなりに考えているということを忘れないで頂きたい。

ただ少し、少しだけ正直でピュアで愛おしさがあるだけなのだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「Webサイトって何すればいいの?」SOSOにご連絡ください!

SOSOでは、新規事業を始めたり会社を設立されて「ホームページ作らなきゃ」「Webサイトってどうするんだ?」という方に、ベストな選択を提案しています。

今の時代、SOSOを含めWebサイトをつくる方法は無限にあります。

誰がどうやってどれくらいのコストと時間でWebサイトをつくるべきなのか、事業内容やWebサイトを設ける目的などからコンサルティングしておりますのでぜひHPをチェックしてください!


HPへ飛ぶ