男子校の生態

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男子は女の子のことをずっと考えている。 それはもう365日、四六時中といっても過言ではないと思う。 女の子が僕ら男子をどう見ているかは分からない。もしかしたら全く気にしていないのかもしれない。 ただ、少なくともほとんどの男子校に通う高校生たちはみんな、何をするにしても頭のどこかに必ず好きな人の顔とか理想のシチュエーション、それが現実に起こった時の会話や行動などを浮かべているはず。 問題は、現実世界でほとんど異性と関わりを持たない、ある意味穢れのない男子校の高校生たちが、「女子」という生き物をどう捉えているかだ。

わりとありそうなシチュエーションとか、意外に起こってもおかしくない出来事ばかりを妄想して勝手にその時に備えるのは大いに結構だが、留意すべきは「女子という生き物は、案外そういうことしたりするでしょ」という「間違った思い込み」をしていないかどうかだと思う。

何度も繰り返すが、僕を含め男子校の高校生たちは驚くまでに異性がいる現実を知らない。 だから飛んだ作り話にされるような出来事も平気で現実に起こると思っているし、不思議なことに「自分の頭の中にいる女子たちはみんな自分のことが好きである」という前提のもとでいろんな妄想をするに至ってしまうのだ。

「男子校出身の男子がしがちな「恋愛の失敗」9パターン」 https://www.sugoren.com/report/2290/

女性という存在に対して、「いつもいい匂いがする」などの妄想を抱く男性もいるようです。注文が多いと、自ら恋愛対象を狭めているようなもの。まずはサークルやバイトなどで生身の女友達を増やし、現実を見ましょう。

それゆえ、男子校に通うすべての人間が向き合わなきゃいけない課題として「共学に通う男子たちの感覚にどれだけ自分の感覚・価値観を近づけるか」や、そのために自分がどれだけの幻想を抱いていて、どれだけ自身のポテンシャルを過大評価しているかを自覚する必要があるだなんてことを男子校の僕らは言われがちなんだけど、実際の男子校の実情を述べておくと、男子校の彼らは実際かなり外見の希望が低い。

個人的にはかなりの衝撃だったのだが、「自分みたいな人間と付き合ってくれるなら十分すぎる」や「もし告白されたら基本男子校の人間ってOK出すもんじゃないの?」など、結構なまでに現実を見ていることが判明したのだ。

ここで1つ押さえておかなきゃいけないポイントがあるので解説させてください。

男子校生の価値観についてです。

まず大前提として、男子校の彼らにとっての「理想の女性」はほぼ日常生活の中で見かけることがないほど高い水準に設定される。中学1年生の頃から決まった場所に隔離されて、外の現実を知らないからだ。

だから仕方がないことだし、事実僕を含め笑っちゃうくらい理想が高い人も多くいる。

このことについてとやかく言うことはないんだけど、問題は「彼女にしようと思うボーダーライン」がどこに設定されているかだ。

理想の基準が高い結果、付き合おうと思える人のレベルも一緒に引き上がって結局付き合えるチャンスがあっても自分で引き剥がしてしまうのが男子校の人間なんだって思われがちだけれど、実際のところ僕の周りの男子たちは、理想とは別に彼女にしようと思うボーダーラインを低く見積もっている人が多い。

「ほんとかよ」と思われそうだから僕なりに考えた理由を言っておくと、おそらく男子校の彼らは共学の男子たちに比べて自己肯定感がかなり低い。恋愛面においてはなおさらそうだ。

自信とか肯定感とかってどこから湧いてくるものなのかって言ったら「経験」からしか生まれなくって、その実体験が少なくなりがちな男子校の彼らからすると「俺は女子にいいこと言われたことないから恋愛はできないんだ」と感じてしまい、結果的に沈んだ状態が続いてしまうわけだ。

でも実際に全く他人から肯定されない残念な人間だけがきれいさっぱり男子校というゴミ箱に収納されているかというと決してそうではなくて、ただただ女子と会話したり関わる機会がないからその人が実際かっこいいかどうか以前のステップで立ち止まってしまっているのが原因なのだ。

真剣佑さんでさえ無人島にいたら他人からどう見られているかなんて知るよしもないからそこまで自己肯定感を高く持つことは難しいんじゃないだろうか。あのレベルで湖に映る自分の顔を見たら話は変わってくるけども。

男子校の彼らは共学の男子に比べて理想を高く設定しがちな一方で、付き合おうと思うボーダーラインに関しては共学の男子よりも低く置きがちだということを押さえていただきたいという話でした。

「男子校出身の男性の特徴19個とそんな男性のメリットと注意点とは?」
 
https://joshi-kon.com/archives/5398

青春を男性だらけの環境で過ごしてきた男子校出身の男性は、とにかく女性が好きなので、悪い言い方をすれば女性が多い場所に解き放たれた途端は、女性なら誰でも魅力的に見えてしまうのだとか。

また共学出身の男性に比べて、女性に一目惚れする割合も非常に多いです。そのため、案外黒歴史を兼ね備えていたりします。

後ほど文化祭でのナンパについても詳しく取り上げるが、常に「置かれた場所で咲け」じゃないけれども、男子校に入ったわけだし自分もこんな感じだから付き合ってくれるような人と出会えたらラッキーだよね、というスタンスがかなりスタンダードのようだ。

 また、男子校の彼らはSNS上で異性と交流し、場所をLINEに移して親交を深め、あわよくば付き合うまで持っていくケースがかなり多いらしい。 これはSNS始まりで異性と繋がった経験がない僕にとっては執筆をする懸念点でもあるのだが、その辺り認識にズレが生じているかもしれないのでご注意を。 ともかく「俺は1000年に1人の美少女としか付き合えませんからっ!」という男子は少なく、案外自分の外見から異性に求める外見のレベルを調整する力がある人が多いということが今回の調査で判明したので、僕は反省することにしました。

 僕はどちらかというと前者に当てはまってしまうので、こんな高嶺の見物まがいなことをしておいて一番ダサい奴だったというね。 でも勝手に「男子校の人たちって理想と付き合いたいと思うラインが同じくらい高いんでしょ」というレッテルを貼ってきた人は少なくないはず。 この機会にもう一度男子校の彼らに対する考えを1つずつ改めて言ってもらえたら嬉しいです。

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