恋人とまではいかずとも、男誰しもさすがに異性の友達が何人かいて、その限られた人との間で起きるあれこれを派手にアレンジして男友達に自慢話をするというのが一連の流れなわけだが、一体男子校の彼らにはどれくらい女友達がいて、それがどれほど進んだ仲なのか話しておこう。 もし今後、男子校に通う友達とイイ感じになった時には、おそらく無意識にもこの本が出した助け船に乗ってきたことを思い出してちょっとはこの本を企画し調査し執筆した僕のことも気にかけてくれたら嬉しいなと。 友達になりましょう。
えーっと。 男子校の彼らはどこから異性と繋がるのか。
その出会いの場所はズバリ「SNS」です。 たまたま僕が調査した人たちがそうだっただけかもしれないので確実とは言えませんが、TwitterやInstagramにて「友達の友達」とフォローするなりメッセージを送るなりして繋がろうとする人がかなり多かったのだ。
先ほども述べたように僕はオフラインで出会ったことがない人とほとんどオンラインでも繋がらないからなかなか理解が難しいのだが、今の時代に男女が最初に出会う場所がオンラインであることはもはや常識になっていたりする。
tinderなどの出会い系アプリは18歳未満の人間が利用できないコンテンツになっているわけだが、実は似たようなことをInstagramで実現しているのが今の高校生たちというわけだ。
Twitterで知り合った人とメッセージを交わして文化祭で初めて実際に会った、という経験をしたという人がいたり、Instagramで女友達がフォローしている人にリクエストを送ってそこからメッセージをするようになり、お互い会ったこともないのにかなり会話が続いて最終的にオフラインで青春らしい時間を一緒に過ごしたという素敵な思い出を持っている人もいた。
オンラインで出会うことはなんとなく懸念されるポイントが多くて受け入れられない印象だったのだが、話を聞いていくうちに「オンラインで繋がった人ともしっかり進展があって、それなりに男女間の関係が成り立つ」という考えを持つようになった。
1人の男子が異性と繋がったということは、言い換えれば1人の女子がオンラインで男子と繋がることを受け入れたことになる。 女子校の人が多いのかどうなのか。今後何か機会があれば調べてみようと思う。
まとめになるが、中学の頃から男子校に通っている彼らも、学校に入ってからTwitter、Instagramを駆使して似たような境遇にある異性と繋がり、オフラインで交流するまで持っていく努力をしているケースがかなりあって、つまるところ小学校の頃から好きな男子がいたとして、その人が中学からずっと男子校に通っているからと言って「競合が少ないチャンス」だと考えるのは控えた方がいい。
僕みたいなオンラインの繋がりはオフラインでの出会いありきだというスタンスの人もきっと他にいると思うけれど、指先を動かせば簡単に遠くの人と繋がれる今の時代、オンラインという場所の存在を無視することはできないだろう。