デジタルコンテンツやメディアの動向に詳しい方、お話を伺いたいです!(Odds)

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初めまして、村木瞬と申します。

僕は今、Oddsという「表現メディアを融和し、執筆体験を革新するサービス」の開発に向けて、ヒアリングだったり知識のインプット、Web制作など諸々のアクションをしている人間です。

https://fims.tokyo/

Oddsの概要や、今に至るまでの経緯についてはこちらでサクッとまとめております。

文字と写真、動画と音声。

この4つの表現メディアの「いいとこ取り」をしてひとつのメディアコンテンツ(記事)を構成することができたら、伝えたいことが伝えたいように伝わる情報発信が実現するはずだと考えていて、現在はこのOddsにニーズがあるのか、どんな悩みを解決するのか、また時代の流れと合っているのか、といった点について、知見のある方にお話を伺っております。

そして、デジタルコンテンツやメディアの動向に詳しい方に向けて、詳細を以下にまとめましたので、一読いただけると幸いです。

で、君はどんなことを知りたいの?

かなり言語化することに苦労しているのですが、
理解を深めたい論点があります。

個人がWebメディアを持ち、コンテンツを管理する時代が来て、SNSと既存プラットフォームは「画像・動画・音声の検索ツール&リマインダー&PR TIMES」でしかなくなるのではないか。

そして、これが核となる話になるのですが、僕はこれからのメディアコンテンツは、個人発信の場合こんな構図ができると考えています。

これは何かというと、今はプラットフォームにコンテンツをストックしている人が多いが、いずれクリエーションはこのプラットフォームの外に出て、今でいうオウンドメディアのような形で、個人がWebメディアを持ち、記事や動画コンテンツを発信するようになるのではないか、という図です。

SNSは今「コンテンツがある場所」になっていますが、僕はこれではプラットフォームの特性上均質化が免れないと思っていて、だとしたらこの「コンテンツ」自体は個人のWebメディアに置かれて、「こんなコンテンツ配信しましたよー!」とTwitterでリンクをシェアすることで「リマインダー」をセットすることができると。

これからSNSは「チラシ」として、そして「リマインダー」としての役割になるのではないか、というのが僕の持論です。SNSがなかった頃はブログを更新してもそれを知らせることができなかった。Twitterが出てきて「フォロー」することが、コンテンツ更新の通知を受け取ることになる。至って自然な流れのように思えます。

また、図を見ていただければ分かるように、プラットフォームというのは見事に表現メディア単位に存在しています。

この今のプラットフォームが乱立する状況を引きで捉え、言い換えれば「表現メディアごとにカテゴライズされている」状態です。

Googleが画像検索や動画検索、音声検索などを実現していくと言われていますが、現時点でそれは叶っていません。

でも、僕はそれでいいのでは?なんて思ったりします。

だって画像検索したいのであればInstagramを開けばいいし、動画から検索したいならyoutube.comにアクセスして、ググるように検索窓へキーワードを打ち込めばいいからです。

SNSやプラットフォームというのは「コンテンツがある場所」と捉えられてきましたが、今後は「表現メディアごとの検索ツール」になっていくように思います。

noteのようなサービスは「クリエーションが見つけてもらいやすい」というしくみをつくっていて、それはすごく素敵なことだと思います。

ただ、今後はnoteで記事自体が書かれることは少なくなって(140字で収まらないちょっとした備忘録はnoteで書かれるかも)、あくまで「私のWebメディアで発信しているコンテンツの一部抜粋」という形でnoteが「チラシ感覚」で利用される予想ができます。

「見つけてもらえるしくみ」があるのだから、そこに広告やチラシが集まるのは当然で、だとしたらnoteは「コンテンツが集まるまち」ではなく「PR TIMES」のような姿に変容していくように思えます。

重ねて、プラットフォームにおいて「制作」と「管理」が一体化しているのは結構違和感です。WordPressが「執筆」と「管理」の両方を担っているのもちょっと微妙です。

コンテンツの制作や執筆は、Adobeのような「ツール」を介して行われるのが自然ですし、1クリエイターとして、プラットフォームのフォーマットに自分のクリエーションを寄せていくことは異様に感じます。(Instagramのために正方形のコンテンツをつくってアップするのは全然悪いことじゃないし大切なことだけど、でもそれは『Instagramのコンテンツ』であって、それと同時に『他のコンテンツとほぼ同じコンテンツ』になってしまいがち…)

長くなってしまいましたが、まとめますと「SNSと既存プラットフォームは「検索」と「リマインダー」という役割だけを担うようになって、クリエーションはその外に解放され、ずっと自由な創作・表現が可能になる。個人がWebメディアを持ち、それらを管理し、コンテンツを更新した人は『ついでにたくさんの人に見てもらえるように、いろんなプラットフォームに抜粋したものを流してリンクを付与して投稿しておこう!』となるんじゃないか」というのが持論です!!(なんならコンテンツを更新するタイミングで「Twitterにはどうシェアしますか?」「Instagramにはどうシェアしますか?」「YouTubeにはどの動画のどのシーンをアップロードしますか?」といったポップアップが出るようになる気がする)

この考えについて議論していただける方、ぜひお話ししたいです!!

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